前回は、「コーポレートサイト」、「商品サイト」「ECサイト(ショップサイト)」
についてお話ししましたのでそれ以外のサイトについてお話しします。
もし前回の記事をご覧になってなければ⇒⇒「8タイプのサイトの役割と指標について①」
4.キャンペーンサイト
・●●周年や○○発売記念などでそのためだけに独自のドメインを使ってサイトを制作し、
キャンペーン期間中のPV(ページビュー)を伸ばしてアクセスを獲得していきます。
その後も一定期間は、キャンペーン結果などを公開するサイトとして利用されています。
・コーポレートサイトやブラインドサイトとは違ったサイトとしていろんな演出を行うなど自由度が高くなります。
・指標としては、PV(ページビュー)数が主体となります。
5.ブランドサイト
・企業の方針や自社ブランドに対するイメージやコンセプト、創業者の考え方や思いなどを伝えることにより
自社や商品に対して理解してもらうために制作されます。
・指標としては、PV(ページビュー)数ですが、設定したターゲット層が見ているかを重要視します。
また、SNSへの拡散や写真などに対するコメントの投稿数なども指標とします。
6.リクルートサイト
・新卒者や転職者に向けて情報発信する自社の求人サイトです。
リクルートサイトを制作せずに他社の求人サイトへ掲載したりコーポレートサイト内で求人のコンテンツを掲載してる例が多く見られます。
・指標としては、応募者数や問合せ数ですが企業方針や求める人物像を明確にする内容になっているかということが重要になりなります。
7.ポータルサイト
・インターネット上での「入口サイト」「玄関サイト」と呼んだ方がわかりやすいと思います。
「情報の集合サイト」「販売の集合サイト」などがあります。
あなたがネットで買い物をしてれば、「アマゾン」や「楽天」などが販売の集合サイトになります。
・基本的に利用者は、無料でサービスをうけられます。運営目的は広告事業収益やコンテンツ収益となります。
8.官公庁サイト
・国、都道府県、市区町村が住民に向けて情報発信するサイトです。
サイト制作で重要なことは、利用者のユーザビリティーを考えて性別や年齢層に関係なく誰でもスムーズに使えることが重要です。
2回にわたってご紹介したサイト(ホームページ)の8タイプですが、1タイプだけのサイトは少なく、
複数のタイプを組み合わせたサイトがほとんどです。
ここで大事なことは…
1.サイトは運用者(制作者)目線ではなく訪問者目線で見て、操作して、制作・改善していくことです。
2.訪問者に「何を伝えるのか」を明確にすることにより、何を指標とするべきかが決まりそれらの数値データーを基に改善を行っていくことができます。
何のためにサイトを制作するのか、或いは制作したのかを今一度考えてみましょう!